- まちづくり・地域活性課題
- Case
2019.09.20
スギ薬局様「第3回ウェルネスフェスタin安城」事例
市民参加型イベントとして、
安城市の当社指定管理施設「アンフォーレ」で開催
愛知県内で創業された株式会社スギ薬局様が、2019年7月24日に地域貢献の一環として開催した市民参加型イベント「第3回ウェルネスフェスタin安城」。当社の指定管理施設である安城市の「アンフォーレ」を開催会場として希望されていたこともあり、JCDのプロモーション事業部とエリアマネジメント事業部でチームを組み、それぞれの専門分野のノウハウを活かし当イベントの企画・運営をお手伝いさせていただきました。
お客様のご要望
スギ薬局様はご来場のお客様も出展メーカー様も、イベントに携わるみなさまが満足するイベントを目指されていました。
当社は、プロモーション担当がクライアント様や出展メーカー様へのサポートを中心としたプロモーション提案を、エリアマネジメント担当が安城市様や市民団体様と連携した催し物の企画・運営を推進し、クライアント様と地域市民が身近で触れあい、楽しめるイベントを目指しました。
お客様の滞留時間や来場者数が増加
会場となった「アンフォーレ」では250名規模のホールをメイン会場としたほか、ホール以外の施設全体にも催し物を点在させることで、スタンプラリー方式でお客さまに施設内を回遊いただく事を提案。その結果、参加者のみなさまに『巡る楽しさ』がうまれたことで前回よりもお客様の滞留時間が増え、日頃「指定管理者」として施設の特性を把握しているJCDならでは提案としてご好評をいただきました。
また、クライアントであるスギ薬局様や会場内に出展されるメーカー様に対しては、ブースの設置場所や、混乱を防ぐ為のWEB事前予約システムの導入、ターゲットとする子育て世代にダイレクトにアプローチできる効果的なプロモーションなどに工夫を重ねました。
来場者数は、前回比135%、目標達成率193%を達成。さらにターゲットとした子育て世代が集中的にアップしたことで、高い評価をいただきました。
企業×行政×地域活性を見つめるJCDの視点
愛知県 安城市では現在、地域の団体や企業も巻き込んで「健康・環境・経済・きずな・こども」の5要素の質を高める「健幸(けんさち)」でまちづくりを進めています。スギ薬局様はその「健幸」に参画されており、今回のフェスタも地域の市民団体や「健幸」仲間とともに地域を盛り上げていきたいとのお考えがありました。
今回のイベントは、コンセプトに共感いただいた安城市様にもご協力をいただき「後援」という形で参画いただきました。JCDとしては、スギ薬局様の想いと安城市様の方針がうまくクロスできるように双方のニーズを整理しコーディネートすることにもご協力させていただきました。
◆本イベントの趣旨
健康・美容関係メーカー様のブース出展を中心に、子育てや健康に関わる相談コーナーや親子で体験できる教室、地元産品の「マルシェ」、ちびっこ向けの「ウォーターファイト」など、内容盛りだくさんでファミリーを中心に楽しめるイベントです。
・スギ薬局様公式HP:https://www.sugi-net.jp/
◆複合施設「アンフォーレ」とは
2018年、JR安城駅前にオープンした、「賑わいの創出」を目的とした複合施設。本館(図書館やホール)・南館(カルチャースクール)・公園などの公共施設部分と、民間経営の駐車場や商業施設からなり、当社は本館のホールを含めた交流多目的スペースの指定管理を安城市より受託。
・アンフォーレ公式HP:https://anforet.city.anjo.aichi.jp/
今回のイベントを喜んでいただけた背景として、スギ薬局様とのこれまでのお付き合いの中で信頼をいただけるような努力をしてきたこと、指定管理者として年に十数本の自主イベントを開催してきた経験があると思っています。地域で活動される「健幸」団体や個性的な店舗とのつながりが生まれ、クライアント様の趣旨に合わせたマッチングや地域へのプロモーションが提案できるようになりました。
次年度についてもアンフォーレでの実施を要望されておりますので、本イベントを介し、弊社としても「健幸」や地域活性の盛り上げに貢献していきたいと思います。